建ててから後悔しないためのコツが満載!注文住宅を建てるなら知っておきたい情報をご紹介

こちらのサイトは、家づくりを始めようとするとき誰もが知っておくべき基本的な知識についてご紹介しています。
ただ、知識といってもその範囲には膨大なものあるので、ここでは注文住宅を建てて後から後悔せずに済む、そのためのコツを幅広くご紹介することにしましょう。
なお、建築費は建売住宅よりも高くなることが多いけれども、その理由には何があるのか、規模を考えるときにはライフスタイルに合わせた形で検討するなど幅広く解説します。
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建ててから後悔しないためのコツが満載!注文住宅を建てるなら知っておきたい情報をご紹介
- 注文住宅をローコストで建てる方法
- 注文住宅が完成するまでの平均的な期間
- 注文住宅の建築に必要な税金などの諸費用
- 注文住宅を建てるために必要な頭金の目安
- 収納は注文住宅で後悔しやすいポイント(2023.3.15)
- 注文住宅の広さに影響する家具の配置(2023.3.15)
- 玄関の位置で決まる注文住宅の日当たり(2023.3.15)
- 家族のコミュニケーションを深めたいならリビングに階段がある注文住宅(2023.3.15)
- ウォークインシューズクローゼットは注文住宅で人気の収納スペース(2023.3.15)
- 子育てファミリーの注文住宅には会話が弾む対面型キッチン(2023/8/25)
- 注文住宅の収納問題はパントリーで解決(2023/8/25)
- リモートワークがはかどる注文住宅の書斎スペース(2023/8/25)
- 和室がない注文住宅に住むメリットとデメリット(2023/8/25)
- 注文住宅の間取り変更は建築確認申請前までなら可能(2023/8/25)
建ててから後悔しないためのコツが満載!注文住宅を建てるなら知っておきたい情報をご紹介
注文住宅は、建売住宅にはない自由な間取りに自由なデザイン、このような魅力があるので家を建てる人の間から人気を集めています。
計画を立てて進めたけれども、予算がオーバーしてしまい間取りを減らさなければならなくなったり、理想の家を作るはずが理想とはかけ離れたなど注文住宅は後悔することも少なくありません。
しかし、注文住宅は成功事例や失敗事例などを分析することで理想通りの家を建てることができるなどのコツもあります。
注文住宅をローコストで建てる方法
注文住宅を安く建てるにはまず業者選びが肝心です。
大手のハウスメーカーは宣伝費や人件費、モデルハウスの維持費などに経費がかかります。
それゆえに工費は高めの所が多いでしょう。
ローコストにしたいなら、自社一貫制の工務店がおすすめです。
営業から現場仕事まで少ない人数で行っている上に、下請けを挟んでいません。
マージンが取られない分、工費が安くなります。
またローコストの注文住宅を実現するには、建材選びや施工方法にも工夫することが大切です。
例えば漆喰の壁にしたい場合に、通常の塗料で塗り方を工夫すれば本物の漆喰材を使うよりも安価で済みます。
そうした案を考えてくれる工務店を選びたいものです。
妥協しても良い部分とここだけは譲れない箇所を定かにしておけば、無駄に理想が高くなりません。
あれもこれもしたいとなると、予算オーバーしてしまいます。
工事に入る前に、重きを置くところとそうでもないところについて話し合っておくことも大事です。
注文住宅が完成するまでの平均的な期間
家を建設する際に実際に新しい生活がスタートできるようになるまで、どれくらいの期間が必要になるかは考えておく事が重要です。
新しい家ができるまでの生活をどうするかを考えるポイントになりますが、建設方法として注文住宅の場合は期間が長くなる事を想定しておく必要があります。
建売住宅などの場合は既に建設されている家を購入するので、最短であれば3ヵ月程度で生活する事が可能です。
注文住宅の場合は土地探しから始める事が多いので、一番早くても半年は最低でも必要になります。
ただし半年という時間も最短だった場合であり、一般的に考えた場合での平均は8ヵ月から1年3ヵ月ほどかかる事が多いです。
土地探しや家の建設自体に拘ることで、平均よりももっと時間がかかる事もあります。
あくまでも完成までに必要な時間などには差があるので、あまり気にせずに自分達の理想とする家を建設する事が大切です。
より早く完成させたい場合であれば、より入念に計画を進める事が重要となります。
注文住宅の建築に必要な税金などの諸費用
自由設計の注文住宅であれば、自分たちの好みに合わせた家づくりが可能ですが、その一方で何かと費用がかかる傾向が強まるのも事実です。
そのため注文住宅を検討するのであれば、慎重にマネープランを立てることが求められます。
その際に意外と見落としやすいのが、諸費用のこと。
一般的に建物の本体工事費や土地の購入費はイメージされやすい反面、諸経費についてはなかなかイメージできないため、注文住宅を希望する方の中には最終的に予算オーバーしてしまう事例も見られます。
そのようなことがないように、諸費用について事前に理解しておくことが肝心です。
まず忘れてはならないのが、税金のことでしょう。
工事請負契約や住宅ローンを組む契約には印紙税がかかりますし、土地や建物の登記手続きにも登録免許税や司法書士への報酬等が必要になります。
さらに建物が完成すれば、不動産取得税をはじめ固定資産税や都市計画税、といった各種の税金を支払わなければなりません。
なお前述した住宅ローンを組む際には、融資事務手数料や保証料が発生する上、火災保険や地震保険そして団体信用生命保険料の加入が必須になるケースが多いので、注意が必要でしょう。
注文住宅を建てるために必要な頭金の目安
頭金は、分割払いなどを行う際に最初に支払うまとまったお金のことをいいます。
注文住宅を購入した経験がある者の中は、このお金をいくら用意すべきかで悩んだ者が少なくありません。
現在は、多くの金融機関で自己資金無しでも住宅購入資金の融資を受けられますが、長い返済期間中の家計の負担を少なくさせたいと考えているのであれば、可能な範囲で自己資金を用意しておきたいものです。
注文住宅を建てる際の頭金は、購入価格の1割から2割程度が相場といわれています。
したがって、自身でお金を用意する場合は、この相場を目安にすると良いでしょう。
例えば、土地・建物あわせて5,000万円の注文住宅を手に入れたい場合、事前にあつめておくべきお金は500~1,000万円ということになります。
かなりまとまった金額となるため、ある程度長い期間をかけて準備をしていくようにしないと、住みたいと考えている時期に注文住宅を手に入れることができなくなる可能性があります。
収納は注文住宅で後悔しやすいポイント
注文住宅で失敗して後悔する方に多いのが収納です。さまざまな後悔しやすいポイントがある中でも、失敗することが多いのです。注文住宅は高額ということもあって、できるだけ自分自身の理想に近づけたいという思いがあるのではないでしょうか。荷物が多いために、たくさんものが収まる場所を作りたいという人も少なくありません。しかしながら、思った以上にスペースが狭いというケースも考えられます。希望していたよりもスペースが狭く、すべてを収めきれないのです。そうなれば後悔してしまうことになります。収納がうまくできなければ、周囲にものが散らかりやすくなります。そのこともあって、失敗しないように出来上がりのイメージ図を見せてもらいながら進められるようにしてください。いかに理想に近づけられるかが重要ですし、話し合いが不十分ならばミスマッチが起きやすいです。注文住宅で成功するためにも、ぜひ話し合いの時間を大切にしてください。
注文住宅の広さに影響する家具の配置
広々とした部屋で生活するために注文住宅を設計したのに、実際に引っ越してみると部屋が狭く感じるといったトラブルを防止するためにも、テーブルやタンスなどの配置のシミュレーションを行うことは重要です。ソファーのサイズが大きかったとしても、壁に接するように配置するだけで部屋を使えるようになったりと、家具の配置を工夫するだけで住宅の印象は大きく変わります。収納用の棚などの数を減らすことで少しでも部屋を広く使いたいのなら、屋根裏や階段下のスペースを収納として使えるように設計するのも賢い選択です。注文住宅なら屋根裏や階段下などのデザインも自由に決めさせてもらえて、収納性で優れる住宅デザインを目指せます。大きな棚をリビングに配置していると部屋が狭くて心が落ち着かない空間になり、家族が集まりにくいリビングになってしまうので注意が必要です。屋根裏などのスペースを活用したりソファーなどの配置を工夫して、快適な空間を作ることをおすすめします。
玄関の位置で決まる注文住宅の日当たり
注文住宅の日当たりは、玄関の位置で決まると言っても過言ではありません。たとえば南向きの土地なので南側に設置すると、一番日当たりが良い箇所の一角を玄関で占めることになります。日当たりの良い場所にリビングやダイニング、和室などを設置したいと考えているなら、どれか一つは諦める必要が出てくるでしょう。逆に注文住宅の北側に設置すると、南側を最大限に活用できます。リビングやダイニング、和室を横に並べることができるので、生活スペースの大部分が明るくなります。もちろん北側ではなく東側や西側に設置しても南側をフルに活用できるので、太陽の光が降り注ぐ注文住宅を建てたいなら、南側以外にするのがおすすめです。配置する位置によって注文住宅の日当たりが決まるなら、土地に接している道路の方角が重要になります。基本的には南以外ならスムーズに配置できますが、たとえ道路に接しているのが南側の土地でも、アプローチを工夫すれば解決できます。
家族のコミュニケーションを深めたいならリビングに階段がある注文住宅
家族と一緒に暮らすための注文住宅を建築するのなら、家族同士が顔を合わせやすい設計を選ばなければいけません。リビングに家族が集まりにくい設計を選んでしまうと、寂しい生活を過ごすことになる可能性もあるためです。特に気を付けたいのが階段の位置で、リビングの内側に階段がある設計にすることで家族同士が顔を合わせる機会を増やせます。住宅内を上り下りする家族が必ずリビングを通ることになり、家族同士のコミュニケーションを増やす効果が期待できます。1階と2階を繋ぐことで空気の流れができてしまい、リビングが肌寒く感じないか心配という時にはドアの数を増やすか、厚めの生地を取りつけることで風の流れを遮ってください。風の流れを上手くコントロールすることで、肌寒さも感じずに家族同士が顔を合わせやすい環境を設計できます。アットホームな空間を手掛けるのが上手いと言われる注文住宅のメーカーは、リビングの位置を調整していることがモデルハウスを見学するだけでも分かります。
ウォークインシューズクローゼットは注文住宅で人気の収納スペース
注文住宅で人気の収納スペースの一つに、ウォークインシューズクローゼットが挙げられます。建売住宅であっても設けられている場合もありますが、ある意味で贅沢な設備ですから、注文住宅で初めて達成できるというケースも多いでしょう。これは靴を履いたまま歩いて入ることができる収納場所という意味であって、玄関に隣接して設置されることになります。外出時の靴を履いたまま入るという性質上、汚れては困るものを保管することは普通はありません。そうではなくて、アウトドアで使うような大型製品を収納することが多いです。キャンプ用具などが代表的ですが、これらはその大きさからみても屋内に適切に保管する場所に困ることが多いかもしれません。最近ではアウトドアライフを趣味に取り入れている人も多いですが、そういう場合に非常に便利です。この他にも例えば日曜大工の道具とか、クルマやバイクの手入れに関係する用具など様々な用途が考えられます。
子育てファミリーの注文住宅には会話が弾む対面型キッチン
家族とのコミュニケーションを増やすことを意識した自宅のデザインを決めたいのなら、リビングだけでなくキッチンの設計も考えて決める必要があります。
リビングと離れた位置にキッチンを置いてしまうだけで、談笑している家族の声も聞こえにくくなって寂しく感じるデザインになりかねません。
対面型キッチンをリビングの近くに配置することで、いつでも家族との会話を楽しめる理想的なキッチンが完成します。
子育てファミリーにとって理想的なデザインのキッチンだと言われており、小さなお子さんを見守りながら調理を楽しめるのが対面型キッチンの利点です。
子どもは一人でいると何をしてしまうのか分からないので、親御さんが常に見守っていられる環境を作らなければいけません。
注文住宅なら子育ての負担を減らすための設計を選べて、家族との平和な時間を過ごせます。
調理や掃除などの手間を減らすことだけを考えて注文住宅の設計を選ぶのではなく、家族とのコミュニケーションを増やすことを重視してください。
注文住宅の収納問題はパントリーで解決
注文住宅の収納問題を解決する方策の一つにパントリーの設置があります。
建売住宅ではよほどの高級物件でない限り見受けられませんが、注文住宅では十分に検討の価値があるかもしれません。
これは、食料品貯蔵庫のように訳すことができます。
冷蔵庫とは異なって冷蔵とか冷凍の機能を持っているわけではありませんが、常温であっても長期保存可能な食品や飲料はいくらでもあって、それらの収納スペースに困っている人は少なくありません。
お米・缶詰・ビールなどの飲料・レトルト食品など、数え上げればいくらでもありますが、これらでキッチンやその周辺のスペースが大いに占拠されてしまっている人もいるでしょう。
パントリーを設置することでこのような問題を解決し、キッチン周辺をすっきりさせることができますし、例えば安いときにまとめ買いをしておくとか、万が一の災害時を考えて十分に備蓄しておくなどの行動も可能になる利点がありますので、検討の余地があります。
リモートワークがはかどる注文住宅の書斎スペース
オフィスだけでなく自宅でも仕事ができる環境を作りたいのなら、デザインにこだわりを持った書斎付きの注文住宅を建築してください。
リモートワークに最適な部屋として書斎は注目されており、周囲の物音も気にならないように防音性で優れる設計も選べます。
窓の形を調整することで日光が室内に入り込みにくい環境を作り、紫外線から書物を守ることも可能です。
採光性を調整することでリモートワーク中に太陽光が眩しく感じることもなくなるので、モニターの文字が読みにくくなる心配もありません。
インターネット回線に接続できるようにケーブルを通す穴を作ったり、コンセントの数や位置まで指定できるのも注文住宅の利点です。
仕事の効率を上げるために部屋の設計を決めておくことで、自宅でリモートワークをやることになっても、ストレスも溜めずに意識を集中して仕事に打ち込めます。
読書を楽しむための部屋として設計するのではなく、作業効率を高めることを意識して部屋のデザインを決めることが重要です。
和室がない注文住宅に住むメリットとデメリット
日本の住まいといえば、和室です。
しかし近年では注文住宅の建築時に、あえて設けない施主も増加しています。
注文住宅に和室を設けないメリットとしては、メンテナンス費用の節約です。
障子やふすまを綺麗に保つために定期的に張り替える必要があり、畳も経年劣化していきます。
それらのメンテナンス費用はフローリングと比較すれば高額なので、経済的な面で考えれば設置しないほうが良いでしょう。
またうまく使えなければデッドスペースになるため、スペースを有効活用するため設けない選択肢もありといえます。
反対に注文住宅を建てるときに設置しないデメリットは、客間や子どもを遊ばせるスペースを別に作る必要があることです。
畳があるなら布団さえ用意しておけば客間になりますし、小さな子供がいる家庭では転んでも怪我をしにくい場所や、リビングから近い場所にお昼寝ができるスペースがあると便利です。
このようなメリットとデメリットがあるため、注文住宅を建てるならしっかりと考え決めましょう。
注文住宅の間取り変更は建築確認申請前までなら可能
注文住宅は工務店や建築設計士などと綿密な打ち合わせを繰り返し、双方合意の段階で工事に着手することになりますが、この過程で自分の気持ちが変わり間取りや構造等を変更したいと考えることも多いものです。
しかし工事に着手してしまうと基本的にはその変更はできないため、事前に十分に検討を行い、これを確定しなければなりません。
住宅を建築する際には、建築確認申請を行届け出を行って工事に着手する必要があります。
この建築確認申請では様々な構造や土地に対する建ぺい率の評価等、法律上の問題がないかをチェックするものであると同時に、その土地に建物を建てて良いと言う認可を受けるために重要なものとなっています。
その場合に建物の間取りなどもチェックの対象となるため、注文住宅を建てる際にはこの前までに最終的な間取りを決めておくことが必要です。
逆にこの申請を行う前までであれば、自由に間取り変更ができると言うことも覚えておくと便利です。